近年、龍樹の著作群の見直しが量られている。『大智度論』『十二門論』など、龍樹が書いたとされる著作の数は少なくない。しかしながら、最新の研究では龍樹の新作は『中論』のみという学説が支持を集めており、さまざまな本やシンポジウムで紹介されている…
パスカルは『パンセ』において信仰は訪れるものであると語っている。信じているかのように振る舞い続けるーー典礼を続けるーーうちに、信仰はむこうからやってくるのだという。 仏典で語られる発心の契機は様ざまだが、もうすこし俗っぽいもの、たとえば説話…
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